Google AI Studio は、Google が提供する生成AI開発プラットフォームで、主に「Gemini」モデルを無料で試せる環境を提供しています。このプラットフォームは、AIモデルのプロトタイピングや開発を支援し、初心者から上級者まで幅広く利用されています。
Google AI Studio の Gemini を活用すれば、画像の生成や編集を直感的に行うことが可能です。Gemini では、Imagen 3 モデルを活用して、フォトリアルな画像からアニメ風のイラスト、ピクセルアート、浮世絵風の作品など、多彩なスタイルの画像を生成できます。これにより、ユーザーの多様なニーズに応じたビジュアルコンテンツの作成が可能となります。
今回 Gemini がアップデートされたことで、画像生成機能や YouTube の読み込み能力が劇的に進歩していますので、今すぐ試してみましょう!
Google AI Studio の Gemini にできること
・画像の生成
Gemini 2.0 Flash 試験運用版を使用すると、テキストプロンプトから高品質な画像を生成できます。例えば、「背景に花火があるエッフェル塔の画像を生成してください」と入力すると、指定した内容の画像が作成されます。
・画像の編集
Gemini では、既存の画像をテキストプロンプトを用いて編集することが可能です。例えば、特定の画像をアップロードし、「この画像を編集してカートゥーンのようにしてください」と指示すると、指定したスタイルに画像が変換されます。
Gemini の使い方
まずはブラウザで、Google Ai Studio のページに行きます。
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そしたら画面の右上の Model (モデル) を「Gemini 2.0 flash experimental」に変更します。
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その下の項目、Output Format を「images and text」にすることで画像編集の準備が整います。
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後は任意の画像をアップし、正面からの画像に「後ろからのアングルにして」などのプロンプトを書き込むことで、その通りの画像が生成されます。
画像編集の具体的な手順
・背景の変更
既存の背景を削除し、新しい背景を追加することで、画像の雰囲気やテーマを変えることができます。
・部分的な編集
画像の特定の部分を選択し、その部分だけを編集することが可能です。例えば、特定のオブジェクトの色を変更するなどの操作が行えます。
Gemini による画像の編集例
Geminiで入力画像AI編集するの楽しい pic.twitter.com/FXD4fz9l8G
— 852話(hakoniwa) (@8co28) March 13, 2025
This is Gemini 2.0 Flash Experimental running in Google Ai Studio (web browser)
Seems you can prompt for edits on the image and iterate until you get what you want…. pretty cool if you're non technical pic.twitter.com/L9FDHoH3kQ
— A.I.Warper (@AIWarper) March 12, 2025
Google AI Studioならフリーレンの怒った顔も自由自在
※ 右側から Gemini 2.0 Flash "Experimental" を指定するのを忘れずに pic.twitter.com/45S1KZZSw2
— Kenn Ejima (@kenn) March 13, 2025
Google AI Studioの新機能がすごい! 指示した通りに画像を編集してくれる!(AI驚き屋)
(※モデルは"Gemini 2.0 Flash Experimental"を指定)https://t.co/hPovixF9Tv pic.twitter.com/6Hl3huRTAm— ピース (@peace_cube_) March 13, 2025
YouTube 動画の読み込み機能の向上
更に新たに追加された機能により、YouTube の動画リンクを Google AI Studio に入力することで、動画の内容を解析し、要約や関連情報の抽出が可能となりました。これにより、動画コンテンツの分析や活用が一層容易になりました。
注意点
画像生成や編集の際、コンテンツの品質や倫理的な側面に留意することが重要です。また、商用利用を検討する場合は、使用条件やライセンスに関する確認を行うことをおすすめします。
以上のように、Google AI Studio の Gemini を活用することで、画像の生成や編集を自在に行うことができます。これにより、クリエイティブなプロジェクトやビジネス用途でのビジュアルコンテンツ作成が一層効率化されることでしょう。