Planet (プラネット)、地球観測データのさらなる活用を可能にする「Planetary Variables」プロダクトをセンチネルハブに追加。

Don’t miss it 📢 our Planetary Variables are now supported data layers in @sentinel_hub, allowing users to more easily perform analysis & generate insights.

We're eager to see what data applications our community builds with this integration. Get started: https://t.co/y4ele5JUQB pic.twitter.com/muSdkK622B

— Planet (@planet) December 14, 2023

地球に関する日々のデータと洞察を提供する大手プロバイダーの Planet (プラネット・ラボPBC / NYSE: PL) は2023年12月14日、同社の Planetary Variables が Sentinel Hub のデータレイヤーとしてサポートされ、ユーザーがより簡単に分析を実行し、洞察を生み出せるようになったと発表しました。

2023年8月、Planet は Sentinel Hub を含む Sinergise の事業を買収し、地球観測（EO）データをより利用しやすく、インパクトのあるものにするというミッションにおいて重要な一歩を踏み出した。

Planetary Variables は、以下のような地球表面の重要な状態を測定する前処理済みのデータフィードである。土壌水分量、地表面温度、作物バイオマス、森林構造などである。

これらの4つのデータフィードは現在、すべての Sentinel Hub API と統合するために Sentinel Hub クラウドに直接配信することができ、ユーザーはシームレスに時系列を抽出し、多時間処理を実行し、アプリケーションに画像をストリーミングすることができます。

Sentinel Hub は、ユーザーが Planet のクラウド上でワークフローを拡張することを可能にし、画像インフラの構築と管理に費やす時間を減らし、複雑な問題を解決する製品とソリューションの構築に多くの時間を費やすことを可能にします。

Planet の製品・ビジネス担当プレジデント、ケビン・ワイルは次のように語る。

Planetary Variables と Sentinel Hub の組み合わせは、我々の Earth Data Platform (地球データ・プラットフォーム) の基盤を形成するものであり、パートナーのコミュニティがインパクトのある地球観測データアプリケーションの波を構築する力を与えてくれると期待している。

革新的なデータ駆動型ソリューションの構築を支援するこれらのデータ製品、ツール、プラットフォーム機能を組み合わせることで、当社の顧客やパートナーがどのようなことを実現できるのか楽しみです。Planetary Variables と Sentinel Hub が一緒になることで、パートナーは安全保障と持続可能性に関する地球の最も差し迫った課題を解決するためのスーパーパワーを得ることができます。

Sentinel Hub の多時間統計解析ツールにより、ユーザーはクラウド処理を使って、深い時間のスタックデータから効率的に洞察を引き出すことができる。

Planetary Variables が Sentinel Hub でサポートされるデータレイヤーとして追加されたことで、ユーザーはこれらのデータフィードを利用して、干ばつを監視し、水資源をより効率的に管理するために現在と過去の土壌水分量を比較したり、農業生産高を最大化し、作物の収穫のような個別のイベントを検出するために作物バイオマスを活用したり、作物や都市部への熱ストレスの影響を測定するために地表面温度の変化を評価したりすることができる。

Planet の統合されたソリューションセットは、地球観測データから価値を引き出すことを加速するために、パートナーや垂直的なクライアントに貢献することを目指しています。