Capella Space (カペラ・スペース)、加速するビジネスに対応するため、コロラド州のより大規模な施設への移転を発表。

We're expanding! To accommodate a growing demand for #SAR imagery and an aggressive launch schedule for our next-gen satellite constellation, we've doubled our office space and manufacturing floor by moving into a new facility in #Colorado. @coloradogov https://t.co/zP0FPREKuk

— Capella Space (@capellaspace) October 2, 2023

3万2000平方フィートの新施設は、雇用の追加を含むルイビルへのさらなる投資の機会となり、同社は世界をリードするSAR画像への需要増により対応できる体制を整える。

政府および商業用途のデータおよび衛星ソリューションを提供する米国の宇宙技術企業、Capella Space Corp. (カペラスペース・コーポレーション) は2023年10月2日、Capella の旧事務所の向かいにあるルイビルの3万2000平方フィートの新施設に移転し、オフィススペースと製造フロアの規模を倍増したと発表した。この新しいスペースには150人以上の従業員を収容できる。

Capella は垂直統合型のデータ・プロバイダーで、米国内で設計、製造、運用をすべて自社で行う衛星コンステレーションを所有している。この新しい施設は、コロラド州で成長するチームを収容し、新しい合成開口レーダー（SAR）衛星の打ち上げに対する加速する需要をサポートするもので、より広いオフィススペースと衛星の製造、組立、試験用の広いフロアを備えている。

Capella Space の創設者兼CEOである Payam Banazadeh 氏は、次のように語る。

Capella は、迅速な反復と機敏なイノベーションの文化に支えられており、コロラドにあった以前のオフィスはすぐに手狭になりました。

私たちは、より良い意思決定のために世界をより深く理解することを可能にする信頼性の高い情報をあらゆる業種のお客様に提供しています。

新しいスペースは、タイムリーで信頼性の高いSAR画像に対する需要の高まりに応えるため、より多くの衛星を迅速に製造・配備することを可能にします。

Capella は設立直後の2017年に初めてコロラド州に拠点を設け、24時間365日、全天候型の洞察を世界中の政府や商業産業がより利用しやすくなるようにした。

それ以来、Capella のビジネスは急速に成長し、米国国家偵察局（NRO）から商業レーダー契約、NASAから複数年包括購入契約、米国防情報システム局から米宇宙システム司令部を通じて受注した増殖低地球衛星ベースサービスの契約を獲得した。

ルイビルのサウス・テイラー通り397番地のフレックス物件のリーシングは、WK Real Estate のアンドリュー・フリーマンが仲介した。この物件は、フリーマンが経営する地元のパートナーシップ、FCFプロパティーズが所有している。

Capella Space (カペラ・スペース) について

Capella Space はアメリカの宇宙技術企業で、政府および民間向けのデータおよび衛星ソリューションを提供している。地球観測業界のパイオニアであるカペラ社は、合成開口レーダー（SAR）衛星群を保有する米国初の企業であり、現在入手可能な最高品質・最高解像度のSAR画像を提供している。

Capella は、防衛・情報、サプライチェーン、保険、海事など、世界中の数十の業界に影響を与える頻繁でタイムリーな情報への容易なアクセスを提供しています。

市場をリードするSAR衛星と比類のないデータインフラを組み合わせることで、信頼性の高いグローバルな知見を迅速に提供し、変化する世界に対する理解を深めることで、地球上の商業、自然保護、安全保障に関する意思決定を改善しています。

カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、コロラド州デンバーとワシントンD.C.にも拠点を持つカペラ社の衛星は、運用、設計、製造が米国内で行われています。