LINEのオープンチャット「セイホー界」を作りました。QRコードで登録してください。世界の不平等に疑問をもつあなた、恋に迷うあなた、機材購入の背中を押して欲しいあなた。宇宙は全てに平等にパワーをくださいます。そう、それがセイホー界です。 pic.twitter.com/mzSTN8zxsZ
— Seiho (@seiho777) August 8, 2019
Twitter で話題となっている「セイホー界」とは何なのか?調べてみると、日本のプロデューサー/トラックメイカー Seiho が立ち上げたLINEオープンチャット。主に音楽を作っている人たちが楽曲制作のアドバイスや、機材などについてセッションしているようです。
セイホー界でSeihoさんに曲の感想いただけたのでインターネットはすごい。個人的にコード進行についてコメント貰えたのが嬉しい!
— Suguru Ohtaka (@suguruohtaka) August 10, 2019
LAのレーベル Leaving Records/Stones Throw から作品をリリースするなど、海外でも活躍するトラックメイカーに話が聞けたり、コアな情報を共有できるのは非常に面白いですね。上記のツイートのように、音楽を作っている方が直でアドバイスを貰えるというのは大きなメリットです。
本人が語るように、この感覚が大事です
LINEオープンチャットでの「セイホー界」が初期インターネットチャット感あって楽しい。
— Seiho (@seiho777) August 8, 2019
初期の Twitter のように、ある程度ニッチな人しか利用していなかった時のような心地良さがあるのかもしれません。これはイノベーター理論でいう、イノベーター〜アーリーアダプターくらいまでの、ある程度 Seiho さんに興味があって、能動的に参加したいという意識がある方だけが集まっているから感じることだと思います。ここにマジョリティー層が参加することで混乱が生じるのは皆さんご存知の通りだと思います。
ここにきてまたクローズドな空間が見直される非常に良い一例だと思います。ビジネス系ではキナ臭いのも含めて、一時期オンラインサロンが流行っていましたが、こういった音楽系のちゃんと支持されている方が矢面に立ってコミュニティを形成するのは面白い流れですね。
セイホー界へ入界
セイホー界に入界しました pic.twitter.com/NrWWMuzqUx
— ゆーかり (@earlyspring33) August 8, 2019
Twitter などメジャーなプラットフォームではなく、ある程度細分化された空間で Seiho さんのようなアーティストがオープンチャットを開くというのは、とても示唆があり、今後他のアーティストにとっても参考になる先行事例のような気がします。ちなみにこの記事を書いた 8/10 時点では 520人 の方が入界しています。