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宇宙関連 SPAC、2022年の展望

宇宙関連 SPAC、2022年の展望

Virgin Orbit (VORB) が SPAC 合併を果たし、2021年12月30日の年の瀬にナスダックに上場しました。それを受けて、Mo Islam さんは以下のようなツイートをしています。

Virgin Orbit の償還は、宇宙関連のSPACが現在どのように見られているかを反映しています。3億8300万ドルの収益のうち82%が投資家によって償還されたのに対し、SPAC全般の今年の平均は50%であった。

また、新たに設立されたスペースSPACの10社のうち8社は、取引価格を大幅に下回って取引されています。

2022年は異なるかもしれません。
– 証券取引委員会は、抜け道を厳しくするだろう(企業が初めて業績を報告するときに失敗する、無意味な財務予測など)。
– スポンサーは質の高いディールを見つけ、利害を一致させるために長期的なアインアウトを構成しなければならなくなる。

公開市場は冷酷です。これまでに成立した案件では、経営陣が公開企業としての現実を謙虚に受け止めたことは確かです。

しかし、SPACは今でも公開するための効率的なメカニズムです。そして、SPACがなくなることはありません。1,500億ドルの資本を持つ500以上のSPACがまだターゲットを探しています。

宇宙SPACも、グロース株と同じように2021年11月以降の値動きは最悪でした。一部、ARQQ などは押し目があればまた買われるなど人気を集めていましたが、多くの宇宙SPACは、2024年にならないとまともな決算が出せないような、ストーリー一発の銘柄も散見されます。

そのなかでも、株価が半分や半分以下になった、Spire Global (SPIR)、BlackSky (BKSY) などは、2021年Q3、Q4と決算を下方修正し、その後じわじわと株価は落ちています。

観測衛星の宇宙SPACで、最も堅実な銘柄とも言われる Planet (PL) でさえ、2021年Q4の成長率が低過ぎるという理由などからアナリスト予想の半分以下の価格で取引されている始末です。

2022年の宇宙SPACはどうなる?

2022年は、宇宙SPACにとっても難しいと年になるかもしれません。それはグロース株と同じように、金利上昇局面では弱い点、まだろくな決算が出せない点、2022年に多くの宇宙SPACがロックアップを迎える点、複数の銘柄はまだストーリー一発など、負の要素を上げればきりがありません。

宇宙SPACのロックアップについて

宇宙SPACのロックアップについては、こちらのツートからロックアップの期日を確認することができます。しかし米株宇宙投資は、まだ始まったばかりです。それは、相場の一階目から投資できるということです。もしあなたが、第4次産業革命と言われる『宇宙産業』にベットするのであれば、今負けていても、長期ロングで問題ないと思います。

Via Satellite が、2021年の年末にアップした特集『2022年に注目すべき衛星打ち上げのトップ』では、こんな見出しで始まります。

今年は、多くの大手衛星事業者が、長年の事業計画や投資の集大成となる衛星を打ち上げるため、衛星打ち上げにとって大きな年になりそうだ。

記事では、2022年に重要な衛星の打上げを控えている、Maxar の WorldView Legion (ワールドビューレギオン)、AST SpaceMobile の BlueWalker 3 などについて触れられています。この記事が示すように、宇宙SPACや宇宙産業は、既に始まっており、2022年は各社の動向を注視しつつ、じっくりと投資することができると思います。

宇宙SPACバブルが弾ける

元Asseta のCEO Anton Brevde (アントン・ブレブデ) 氏によると、2023年に New Space バブルが弾けるとのこと。この New Space が指すのは、コロナ禍でSPAC上場したピュアプレイの宇宙企業のことだ。

どの宇宙SPACが生き残るのか?

宇宙SPACで生き残る企業はどれだ!?マクロ経済の冬を生き残る宇宙企業を特定するため、Space Case さんが4部構成のフレームワークで検証します。

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