こちらの記事では、2020年の金融相場で SPAC (特別買収目的会社) の大ブームを経験し、以降 SPAC 株の終焉・死を経験した個人投資家による「SPAC 株のトレード手法」をご紹介します。
はじめに
2020年のコロナショックによる金融相場で SPAC の一大ムーブメントが起きました。(正確には、低金利環境によるハイパーグロース株、IPOブームなどバリエーションの高い株のブームです) こちらの記事では、2020年の SPAC のブーム、大相場から2021年11月の天井、2022年 SPAC の死を経験した個人投資家による、体験記と考察、SPAC 株のトレード手法を一挙にお伝えします。
SPAC 株の投資ストラテジー
まず始めに SPAC 株の投資ストラテジーを確認しておきましょう。とにかく、これが全てです。SPAC株に夢を見てしまうと、ほぼ99%損をするので、以下 SPAC 株の投資ストラテジーを心に留めておいて下さい。
SPAC 投資はストーリー、テーマ一発。さっさと愛してさっさと捨てる。そういうタイプの投資対象だと思います。特に不況下では、最も遠ざけられる。
まず SPAC トレードの基本はこの通りです、これが全てと言ってもしまっても過言ではありません。特に高金利環境では長期投資や、ガチホには向きませんので、短期のトレードに留めておきましょう。
SPACの光と影、これまでの経緯
2020年のコロナショックによる金融相場で個別株を始めた私は、当時ロビンフッター、グロース株、IPOブームと並んで一大ブームになっていた SPAC 株のトレードを頻繁に行っていました。この頃、SPAC の投資総額は2020年の830億ドルから2021年には1600億ドル超とほぼ倍増し、連日ヘッドラインを賑わせていました。
その多くの銘柄には投資家が夢見てしまう、投資銀行が描いたストーリーがあり、2020年の金融相場でデビューした個人投資家は「ガチホだー!」、「長期投資だ」、「10バガー候補だー」と言って、SPAC株をロングしていました。
宇宙SPAC銘柄では、ASTR、SPIR、RKLB、ARQQ、SPCE など、スポーツベッティング銘柄では GENI、RSI、DKNG、EV銘柄では NKLA、RIDE、LUCD、ドローン関連では BLDE、JOBY、量子コンピューターでは IONQ、RIGT、QBTS … などなど、上げればきりがありませんが、これらの銘柄が人気を集めました。
これだけ SPAC が一大ブームとなった背景には、2020年のコロナショックによる大量の緩和マネーが流れ込んだということに他ならないと思います。SPAC に限らず、IPOブーム、ハイテク株ブームの背景には低金利でダブついた大量の緩和マネーが正にバブルのような相場をつくり出しました。
しかし時が経った2021年11月に金融相場が終焉を迎えると、SPAC 株は上場時の10ドルから、株価は半分以下になり、銘柄によっては1ドルを割り … ペニーストックになる銘柄も続出し悲惨の末路を迎えています。
SPAC 株で失敗した人
この記事を書いている私も、「長期投資だー!」、「長期枠だ!」と、お気にりの SPAC 株をマージ前に、合併後のマージ日など、押し目で買いに入り、今では全ての銘柄が半分や 1/3 に、ASTR という宇宙SPAC株は1ドルを割って、こりゃダメだ … と株価が 10/1 になってから損切りしたという苦い経験をしました。
私のような失敗をしてしまった多くのトレーダーに共通する点は、2020年の金融相場から個別株を始めた初心者です。つまり相場のサイクルを経験しておらず、高金利環境になった時に、バリエーションの高い株がどうなるのか?ということを経験していないという点がまず一番大きいと思います。
そして、リスク管理がなっていないという点もあげられると思います。リスク管理をしっかり行っているトレーダーであれば、逆指値や損切りするラインを決めておき、-50%まで放っておく … ということはまずないはずです。
どうしても “長期投資” と考えてしまう時点で「投資家」ではなく「凍死家」に成り下がってしまう傾向があると思います。長期投資するのであれば、インデックスなど投資信託に留めておき、個別株に関してはもう少しクールに、銘柄に惚れないようにトレードしていく必要があると思います。
後は特に SPAC 株など、バリエーションの高い株は “低金利” 環境に限るということだと思います。今は金利は下がっているのか?これから金利は上がり出すのか?によって、これらの銘柄をロング、持ち続けられるのか?一回売った方が良いのか?など金利環境が読めないと話にならないと思います。
失敗から学ぶことが大切
株式投資の世界では、早いうちに失敗してそこから学びを得ることが大切です。相場で身銭を切ってポジションを取り、失敗した成功したという経験は非常に大切です。後はそこから何を学ぶかです。
今回のコロナ相場で億ったというバリュー投資家の人も、投資を始めた頃は失敗も沢山したと仰っていました。でも、そこから学びを得て、今では億を稼ぐという個人投資家もいる訳です。
私も SPAC 株で損をしたことで多くの学びました。これを肥やしにして、次に繋げていきたいと思っています。
SPAC 株の基本トレード
SPAC 株の基本的なトレード手法には、マージ前から仕込んでおく方法と、マージ日の寄りにど短気で勝負する方法の2通りがあります。
SPAC 株トレードの基本戦略
1つは有望、人気のあるSPACのディールを事前に見つけて、マージ前の空箱状態から銘柄を仕込んでおき、マージ日に急騰したタイミングで利確する手法です。
2つめは、人気のSPACディール、話題になっているSPAC株に狙いを定め、マージ日に寄りで入り、そこから数十分くらいで急騰するので値上がったところで利確するという、ど短期の勝負になります。
マージ前に仕込んでおく手法
まず日本の証券会社の場合、SPAC銘柄をマージ前から、そしてマージ後の銘柄を多く扱っているのが SBI 証券になります。SPAC株で一回転取りたい人は迷わずに SBI 証券の口座を開設しましょう。
金融相場ではバリエーションに関係なく、ストーリー/テーマ一発のSPAC株が人気になります。話題のディールや人気のディールをマージ前に仕込んで、マージ日初日、または数日間で売り抜けるというトレード手法です。
1. 人気のSPAC株のディールを見つける
Twitter などで海外の投資家の間で話題になっているSPACディールをリサーチしましょう。
2. SPAC株がマージする前に仕込んでおく
できれば人気ディールがマージする前 (合併前の空箱) に仕込んでおき、マージ日に備えましょう。マージ前に早く仕込み過ぎると、その間は死金 (株価はほぼ横横) になってしまうため、マージされる数日前に入れると良いのですが。更に、日本の証券会社で扱っていないと話になりませんので、事前にリサーチしておきましょう。
3. 仕込んだSPAC株が株主投票でかけられマージ日を確認
仕込んだSPAC銘柄が、株主投票にかけられ承認されるとマージ日がアナウンスされますので、随時情報をチェックしておきましょう。
4. マージ日に高値をつけたら売る、又はマージから数日以内に高値をつけたら売る
2022年のSPAC株の動向を観察すると、ほぼ寄付きに買って、その後すぐに取引停止を何度か経て高値に到達しますので、そこで売り抜けましょう。ですので、マージ日の取引は寄付きから30分前後くらいが勝負になるかと思います。
このように人気となりそうなSPAC株をマージ前に仕込んでおいて、マージ日、その後数日で上昇したタイミングで売り抜けます。誤っても人気がディールだからと長期ロングしない方が良いです。97%くらいの確率で、SPAC株は半分以下、運が悪いと 10/1 以下のペニースックになります。
マージ初日のど短気勝負
事前の人気のSPAディール、話題となっているSPAC株を Twitter など Radiet で探しておきます。
1. あたりをつけたSPAC銘柄のマージ日を確認し、日本の証券会社 (SBI証券) で取扱いがあるかどうか?を確認します。銘柄によっては、マージ初日から取扱いがある銘柄もありますので、とにかく直前まで確認することが大切です。
2. マージ日に寄りで買いに入りします。あたりをつけた銘柄が実は人気がなかったり、視聴率が低いと相場にならないので、損切りラインも決めておいた方が良いでしょう。
3. 寄付きから数十分後くらいで、取引停止を繰り返し株価が急騰します (株価が急騰しない場合は、地合いが悪い、銘柄選定が悪いのどれかだと思います) あまり欲をかかずに、値上がったタイミングで利確しましょう。
このど短気手法は、寄付きから30分前後、地合いによってはそれ以上が目安になりますので、急騰しない、盛り上がりに欠ける場合はすぐに引き返しましょう。
SPAC株の特徴を知る
・低金利環境であれば遊べる
・高金利環境では短命
・基本的に長期投資には向かない
・上場廃止のリスクもある
・PIPE (公募投資) に気をつけろ
高金利環境下では、SPAC株は、合併完了して上場されるとマージ日に急騰し、それ以降段々と値を下げていきますので、ど短気でトレードするようにしましょう。
高金利環境では、SPACの投資ストラテジー通り、「さっさと愛して捨てろ」のごとく短命です。金融相場のように低金利環境であれば、押し目があれば何度も上昇し相場となりますので遊ぶことができます。
その他、SPACをロングしたい、中長期で保有したいという人は以下の点にも気をつける必要があります。
PIPE (パイプ) とは?
特にSPAC株の PIPE (パイプ) 株が市場に出てくると、パコーンと直ぐに高値から半分くらいにやられる (売られる) ケースもあるので注意が必要です。
SPAC (特別目的買収会社) が買収対象を特定すると、通常 SPAC の IPO で調達した資金と、事業の成長を助ける追加資本を提供する PIPE (パイプ) と呼ばれる Private Investment in Public Equity の略で「公募投資」の枠で、PIPE 投資家が入っています。
SPAC株がマージ後から1ヶ月前後くらい経つと、このPIPE投資家が株を売ってきます。するとSPAC株の株価は滝のように売られるので注意が必要です。つまりSPAC株はマージ後に「長期投資だー!」と、ロングすると損しやすいです。
ディールを発表後、SPAC 上場を断念する企業も
高金利になると、当初 SPAC 上場を目論んでいた企業が市場環境、資金環境の悪化から SPAC 上場を断念する企業も出てきます。2022年の金利がズンドコ上がるような局面では、SPAC のようなスキームも通用しません。
中長期でロングするなら鍋底を形成してから
どしてもSPAC銘柄を長期投資したい!という鉄のハートの持ち主は、任意のSPAC株が叩き売られ、株価が鍋底を形成してから入るようにしましょう。
鍋底で下値で入れたとしても、そこからが長く (全然株価が上がらない)、所謂死に金となりやすいので注意が必要です。
SPAC 株は長期投資に向かない
2022年夏以降、金利逆風でのSPAC銘柄
2022年6月に株価が大底を入れたのか?ベアマーケットの大きなラリーが開始されると、長らく閉じていた SPAC 市場からもいくつかの銘柄がマージして SPAC 上場を果たしました。今回はその中でも、注目を集めていた3銘柄のチャートをご紹介します。
カナダの量子コンピュータ企業 D-Wave Systems (QBTS)、LAに本社を置くプロのeスポーツおよびエンターテインメント組織 FaZe Clan (FAZE)、ピーター・ティールも出資する保守系動画プラットフォームの Rumble (RUM) の SPAC 3銘柄です。
直近、この2つの銘柄の値動きを見ると、相場の地合いが投機的になってくると旬の SPAC 株に投機的な買いが入りパンプされるというような現象が過去も現在も起きていることが分かります。
QBTS
QBTS は2022年8月8日にマージしていますが、この時期はFRBがまだ75bpの利上げをガンガンにしている最中であり、地合いは悪いと思いますが、ベア相場のラリーが起きていたと思います。
FAZE
FAZE は少し珍しいチャートをしていますが、2022年7月にマージしてから1ヶ月後くらいに投機的なマネーが入ってきて急騰しています。その後 PIPE 関連の大きな売りから暗転しました。
RUM
RUM は8月下旬にマージされ、地合い的にそこまでマージ日は急騰しませんでしたが、その後相場が少し加熱してくると、こちらもマージ後の9月中旬に急騰しています。
上記SPAC3銘柄は、FRBがまだ金利をぐいぐいと引き上げている最中でしたので、盛り上がりに欠けるというか、それでもマージ日には3銘柄とも一回転取れるようなチャートです。
上記3銘柄の長期チャートです。見ての通り、高金利環境では中長期でのロングはできませんね … QBTS、FAZE はSPAC上場後、3ヶ月で-80%になっています。
2022年10月下旬以降、一回転取れたSPAC銘柄
続いて以下で紹介する SPAC 3銘柄は、少し地合いが落ち着き、メガテックの第三四半期決算を終えて、メガテックに逆風、小型中型株に少しフォローの風が吹いていた時期になります。その中で Twitter などで話題のディール、マージ日に話題になっていた銘柄です。
どれも寄付きから急騰し、その後は右肩下がりの The SPAC のチャートをしています。もし低金利環境であれば、もう少し遊べたのでしょうが、金利が4%台の高金利環境ではど短期勝負が鉄則です。
SATX
Satixfy (サティクスフィー / SATX) は、イスラエルに拠点を置くコンステレーション・アンテナ・プロバイダーです。2022年10月28日にナスダックに上場しています。
・【関連記事】次世代衛星通信システムのリーダー SatixFy がSPAC合併で取引開始
SLNA
Selina Hospitality (セリーナ・ホスピタリティ / Nasdaq: SLNA) は、世界最大級のホスピタリティ・ブランドです。2022年10月27日にナスダックで取引きが開始されました。
・【関連記事】世界最大級のホスピタリティ・ブランド Selina Hospitality がSPAC合併を完了
PERF
Perfect Corp (パーフェクト・コーポレーション / PERF) は、台北に拠点を置くビューティーテックの企業です。2022年10月31日にナスダックで取引きが開始されています。
・【関連記事】台北のビューティーテック企業 Perfect Corp がSPAC合併で取引開始
3銘柄ともど短気で株価が倍くらいに急騰しています。これらのSPAC銘柄で一回転取れると面白いですね。上記3銘柄のマージ後の株価の推移です。見ての通り、高金利環境では、マージ日のみ相場となり後は下り坂です。
2023年2月に相場になったSPAC銘柄
2023年2月下旬に大きな話題となったのが、宇宙SPAC銘柄 Intuitive Machines (インテュイティブ・マシーンズ / LUNR) です。宇宙探査のリーディングカンパニーとして知られる同社は、2023年2月13日に特別目的買収会社 Inflection Point Acquisition Corp. (IPAX) との企業結合を完了しナスダックに上場されました。
・【関連記事】宇宙探査大手企業 Intuitive Machines がナスダックにて「LUNR」で取引が開始
LUNR
上場されて3日後の2月16日には最初の急騰で株価は6倍の50.95ドルの高値を記録しました。この頃、アメリカでは中国によるスパイバルーンが撃ち落とされたというニュースが話題を集めており、2023年2月15日の相場では、何者かが TikTok で衛星防衛銘柄として Redwire (レッドワイヤー / RDW) を買うように進めたことが影響して、RDW が買い上げられて急騰するということが起こっていました。
・【関連記事】Redwire の株価が異常な出来高で急騰!何が起こったのか?
この中国スパイバルーンのニュースが世間を騒がせ出したあたりから、安全保障などの観点から再び宇宙SPACに注目が集まってきていたように感じます。それも影響してか、更にその数日後の2月22日には再び LUNR が急騰し、36ドルから136ドルの高値を記録しました。
この22日に何が起こっていたか?というと、相場の地合い的には年初来から続く金利を無視したナスダックを中心とした買い上げからの揺り戻しで、金利が再び上昇し、ドル円も再びドルが買われるという展開から、相場の地合いは悪かったのですが、それも関係なしに急騰する LUNR の株に、SNSなどで集まった個人投資家ならぬ、SPAC投機家が集まっていたのではないかと思います。
SNS では、”#nextHKD” というハッシュタグで盛り上がっていたようです。この HKD とは、香港のIT企業 AMTD Digital のティッカーシンボルですが、同社は2022年8月に株価が2,555ドルという驚異的な株価になったことで知られています。
今回の LUNR の急騰も、SNSを介して2022年に伝説となった HKD の株価を連想させることで、短期間で大量に旺盛な利益を得られるという誘惑が、LUNR の株価を後押ししたのではないか?と予想されます。
LUNR の急騰についてまとめると、これまで急騰してきたSPAC銘柄と同じように、様々なタイミングが重なり、FRBによる利上げも最終局面を迎えていたため、2回に渡り急騰したのだと思います。
まとめ
最後になりますが、これはあくまでも私が2020年の金融相場から2022年11月まで、SPAC銘柄を観察、トレードしてきた洞察になります。
誰しもがこうすれば勝てる!という必勝法は存在しませんのでご了承下さい。またお約束ですが、こちらの記事は投資を推奨するものでもなく、トレードの責任はご自身の責任でお願い致します。
2020年の金融相場から、揉むに揉まれて、それでも株式投資が上手くなりたい!と日々勉強してきて、相場のサイクルも一周を迎えそうな今思うことは、銘柄に拘らないことです。
当初はSPAC銘柄のストーリーに惚れて込んで、これは将来化けるぞ!と夢見てしまい長期投資ならぬ、凍死家となってしまいましたが、相場のサイクル、金利環境が変われば長期投資することはできません。
相場のサイクル、金利環境に合わせてトレードするように常にフレッシュな頭で相場に取り組む必要があることを学びました。特に SPAC 株の魅力は、ど短気勝負の刹那的な面白さがあると思います。
SPAC株トレードはフィッシング
SPAC株トレードはフィッシング (釣り) のようなものです。金融相場で上場されるIPO銘柄で一回転取るのと同じ容量で、様々なタイミングと注目のSPACディールに目をつけておき、SNSなどで話題になる前兆や、話題となって買いのボリュームが異常に増えてきたら飛び乗ります。
次にすぐにトレールストップをかけて急落に備えます。この記事で紹介しますSPAC株トレードは、腰を据えて投資するものではなく、投機的な一攫千金のギャンブルとしての性質が高いと思います。
もし急騰するSPAC株を捉えることができたら、出来るだけ値幅を追ってからその日のうちに利確するのが、SPAC株トレードの流儀だと思います。間違っても急騰後にもっと跳ね上がるだろう!とポジションを持ち越したりすると、次の日には大きな売りで始まるかもしれませんし、もっと上がるかもしれません。
繰り返しますが、SPAC株トレードはフィッシングのようなものですので、上手く大きな魚 (急騰したSPAC銘柄) が釣り針にかかったら出来るだけ値幅を追ってから利確します。
SPAC株トレードで急騰する銘柄には似たような特徴があるものの、基本的に市場が金余り状態や楽観的な要素がないと起こりにくいです。カリスマ投資家のキースさんも以下のように仰っています。
株価なんて所詮一つの資産価格なんだから、そのプライシングに最重要なのは金利とどんだけ金が余ってるかでしかない。
SPAC株トレードはとにかく場数を踏むことだと思います。フィッシングに例えると、相場の雰囲気を感じ取り有望なSPACディールがあれば釣り針を垂らします。
重要なことは相場の地合いが良いのか?悪いのか?meme株やペニーストックが踊り出しているのであれば、そういった投機プレーを誘う可能性が高いので、釣り針を垂らします。
このようなことを繰り返していれば、いづれ HKD や LUNR のように爆騰するSPAC株に巡り合うかもしれません。ですから必ずトレールストップをかけ少額から始めることが必須だと思います。