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Rocket Lab、エドワード・フランク博士を取締役に迎え入れる

Rocket Lab (ロケットラボ)、Dr. Edward Frank (エドワード・フランク) 博士を取締役に迎え入れる。フランク博士は Apple の副社長など、多くのハイテク企業で役員を務めていた。

Rocket Lab (ロケットラボ / Nasdaq: RKLB) は2022年9月6日、エドワード・フランク博士を取締役に選任したことを発表しました。

フランク博士は、2009年から2013年まで Apple, Inc. で Macintosh ハードウェアシステムエンジニアリング担当副社長を務めるなど、革新的なテクノロジー企業で35年以上にわたってリーダーシップを発揮してきた後、Rocket Lab の取締役に就任しました。

また、ブロードバンド通信用集積回路の大手開発企業である Broadcom Corp の研究開発担当副社長も務めています。また、ホームネットワーク用の集積回路とソフトウェアの開発会社である Epigram, Inc. の創立 CEO でもあり、1999 年に Broadcom (ブロードコム) が同社を買収しました。

現在は、独自のサイバーセキュリティメッシュをベースに次世代のセキュアIDオーバーレイソリューションを提供する初期段階の企業である Gradient Technologies の取締役会長を務めています。また、50件以上の特許の発明者でもあります。

Rocket Lab の創業者兼CEOである Peter Beck は次のように述べています。

エド氏は、Rocket Lab の役員として素晴らしい存在であり、数十年にわたる深い技術的経験を私たちのチームにもたらします。

エドは、戦略的なビジネスリーダーとして高く評価されており、企業を立ち上げ、急成長を成功に導き、長期的な成功を収めてきました。

我々は、エンドツーエンド宇宙ソリューションのマーケットリーダーとしての地位を強化し続けるために、エドの洞察力を活用し、共に働くことを楽しみにしています。

Rocket Lab に加えて、フランク博士は、Analog Devices Inc. (アナログ・デバイセズ / Nasdaq: ADI)、Marvell Technology Inc. (マーベル・テクノロジー / Nasdaq: MRVL)、SiTime (サイタイム / Nasdaq: SITM) の取締役を務めるほか、複数の民間企業の取締役および顧問を務めています。

スタンフォード大学で BSEE と MSEE の学位を取得し、カーネギーメロン大学でコンピュータサイエンスの博士号を取得しました。

WiFi の商用化への貢献により全米工学アカデミーに選出され、IEEE のフェロー、National Association of Corporation Directors Board Leadership Fellow でもある。

このニュースの後、Rocket Lab の株価は 3.61% ジャンプしている。また、宇宙スタートアップ&投資に関するメルマガを執筆しているエンジェル投資家の Ian Vorbach さんの Rocket Lab に関するツイートが注目されていますのでご紹介します。

Rocket Lab の最新の10Qより :

“2022年6月30日現在、当社の受注残高は5億3140万ドルで、そのうち1億350万ドルは打ち上げ関連、3億9640万ドルは宇宙システム関連です。”

つまり、Rocket Lab にとって Space Systems (宇宙システム) はすでに巨大であるだけでなく、近い将来、打上げを凌駕するかもしれないのです。

Rocket Lab の Space Systems (宇宙システム) については他の著名な投資家も注目している。