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X (旧 Twitter) の闇鍋情報ごった煮がもたらす計り知れない弊害

X (旧 Twitter) の闇鍋情報ごった煮がもたらす計り知れない弊害

X (旧 Twitter) では情報を見極めるスキルが試される。イーロン・マスクが Twitter を買収し、インフルエンサーなど一部要件を満たしたユーザーにPVに応じた報酬を支払うようになって以来、X は何でもありの闇鍋情報のごった煮状態になっています。

X (旧 Twitter) の逸脱と凋落を探る

バイアスのかかった投資関連のポスト

例えば、何らかの情報の読み違いにより応じた新NISAのポスト

iDeCo 怖いな

学生の新NISAに関するポスト

このポストにマジレスすると、普通の学生ならお金がないと思いますので、中々学生のうちに積立投資に回せる資金はないように思います。しかし、金がある場合、余裕がある場合は、早くに新NISAで積立投資を開始することで、積立投資という行為がもたらす複利の効果を若いうちに実感することができると思います。正しい投資信託を買っていれば、ある種人生のスタートダッシュを決めたようなものですので、積立投資は早く始めるに越したものはないと思います。

一方で、日本では生活を極限まで節約して、その資金を投資に回すというようなことも見受けられます。若い内は人的資本を最大に育み、若い時にしかできないことに全勢力を向けるべきです。積立投資 (インデックス投資) とは、良い習慣のようなものです。積立投資という投資手法を早くから学び理解し、積立投資に適した限られた商品を積立たら、若い内は老後の資金などを考えることより、今を最大限に生きることが大事でしょう。

ゆうこりんの新NISAに対する謎見解

上記は、どれも自己バイアスやエコーチャンバー効果、PV稼ぎなどの何らかのバイアスがかかっています。そのため、このような情報が発する情報の真価を見抜けない人は、X などソーシャルネットメディアが持つ悪い側面であるバイアスから情報の真価を見抜くことができず、間違った認識を植え付けられたり、流れてくる情報が正しいかどうか？を本当の意味で判断できなくなっていると思います。

ソーシャルメディアの時代が FOMO を引き起こす

例えば、普通の人であれば、あるユーザーの発している情報を、そのユーザーのフォロー数などポストのいいね数などの数字で判断する人もいると思います。これだけのフォロワー数がいる人なら信じられる、これだけ「いいね」されてるなら、この情報は正しい … など。

この手の弊害は、例えばステレオタイプの人が、新NISA や iDeCo は危険、危ない、何か裏がある、やらない方が良いと認識してしまうことです。それは大きな間違いであり、後で歳を取ってから投資をしている人と、そうでない人では埋められない圧倒的な金融格差が生じます。

情報とは与えれるものではなく、読み取り、ある種勝ち取るものだと思います。そのためには、アカデミズムが必要ですし、本を沢山読んだり、学ぶ姿勢、情報を疑い思考するようなことが必要です。

それこそダニエル・カーネルマンの著書『ファスト&スロー』のような、システム1、システム2のような思考だったり。

特にアカデミズムのない若い人や、世間に流されやすい多くの日本人は、この X の闇鍋情報ごった煮のエッセンスにされえしまっているものだと思います。それによる弊害は非常に大きなものだと思います。

情報というのは、ソーシャルメディアの登場により、歪められ、良いように編集され、ウイルスのように形を変えてプラットフォーム上を流れていきます。情報に対して免疫という名の知識がないと、悪いウイルスをそのまま受け取ってしまうということが多発していると思います。

その弊害がもたらすリスク、個人に与えるインパクトは計り知れないものになっていると思います。

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