BlackSky 向けにリフトオフする Rocket Lab の Electron ロケット Photo by Business Wire

BlackSky (ブラックスカイ)、Rocket Lab (ロケットラボ) の打ち上げ5機分の新規ブロックバイ契約を締結。BlackSky はさらに5機の Electron 打上げを購入し、商業衛星コンステレーション運営会社が契約した Rocket Lab ミッションの総数は11機となる。

#BlackSky Gen-3 capabilities, coming soon. 🛰️
We signed an agreement with @RocketLab for an additional 5 launches to replenish, replace, and expand on-orbit capacity, as well as introduce new capabilities:https://t.co/6NWc0x5a6p pic.twitter.com/Wu95z4rMMf

— BlackSky (@BlackSky_Inc) August 8, 2023

打ち上げおよび宇宙システムの大手企業である Rocket Lab (ロケット・ラボ/ Nasdaq: RKLB) は2023年8月8日、リアルタイムの地理空間情報およびグローバル・モニタリング・サービスの大手プロバイダーである BlackSky (ブラックスカイ / NYSE: BSKY) と Electron ロケット5機のブロックバイ契約を締結したことを発表しました。

Rocket Lab は2019年以来、BlackSky のために6つの Electron ミッションを打ち上げており、BlackSky のコンステレーションの主要な打ち上げプロバイダーとなっている。

今回の5回の打ち上げがマニフェストに追加されたことで、BlackSky は他のどの商業顧客よりも多くの Electron 打ち上げを契約したことになる。打ち上げは、ニュージーランドのマヒアにある Rocket Lab の発射場1から2024年に開始される予定である。

Rocket Lab の創設者兼CEOであるピーター・ベックは次のように語る。

BlackSky のために4年間打上げを行った後、Electron でより多くの打上げを行うことでパートナーシップを継続できることを嬉しく思います。

コンステレーションの構築と維持には、独自の軌道への正確な展開と信頼できる打ち上げスケジュールが必要です。私たちは、毎年、毎年、打ち上げに次ぐ打ち上げで、この信頼性の高いカスタマイズされた能力を提供できることを誇りに思います。

BlackSky の次世代衛星 Gen-3 は、最大35センチメートルの解像度の画像を生成するように設計されている。解像度の向上とスペクトル多様性の強化により、BlackSky は、夜間、低照度、厳しい天候を含む幅広い条件下で、顧客にリアルタイムの洞察を提供する能力を拡張する。

この新しい BlackSky の打上げは、2024年における Electron の多忙なマニフェストに加わるもので、Capella Space社、Kinéis社、Hawkeye 360社、Synspective社などの民間コンステレーションオペレーターや、様々な政府ミッション向けのミッションが含まれている。