Planet (プラネット)、米国国家偵察局 (NRO) からハイパースペクトル機能の契約を獲得。地球に関する日々のデータと洞察を提供する大手プロバイダーの Planet Lab (プラネット / NYSE：PL) は2023年3月22日、完全子会社のプラネットラボ・フェデラル社が、国家偵察局（NRO）の戦略的商業強化（SCE）広域機関発表（BAA）プログラム、特に商業ハイパースペクトル能力（CHC）の重点分野で契約を獲得したことを発表しました。
Exciting news 🚨
Proud to have been awarded a contract by the @NatReconOfc for their Commercial Hyperspectral Capabilities studies! This allows us to directly explore how our hyperspectral capabilities can support their hybrid space system architecture➡️https://t.co/4NrMEwHLke https://t.co/RepB3BMzni
— Planet (@planet) March 22, 2023
この多段階契約により、Planet は NRO と直接協力し、Planet のハイパースペクトル能力が NRO の国家宇宙安全保障アーキテクチャとどのように整合するかを検討することができるようになります。
さらに、このコラボレーションにより、NRO は、モデリングとシミュレーション、将来の Planet の能力の評価、Planet のデータを NRO の既存の業務に統合する方法の実証などの追加活動を実施するためのさまざまなオプションを得ることができます。
Planet フェデラルのゼネラルマネージャーであるジョン・パワーズ氏は、次のように述べています。
Planet は、NRO のための価値ある信頼できる商業プロバイダーとして継続できることを非常に光栄に思っています。今回の受賞は、NRO と共に、防衛および情報コミュニティにより良いサービスを提供するための我々の能力をさらに高めるものです。また、NRO は、商業的能力をよりよく分析し、より迅速に彼らの新しいハイブリッド宇宙システムアーキテクチャに統合することができます。
この契約は、メタンなどの温室効果ガス（GHG）排出を検出する機能、およびその他の環境アプリケーションを備えた、カーボンマッパー連合との初の官民パートナーシップの一部として設計されたハイパースペクトルコンステレーション、Tanager によるプラネットの既存および将来の計画商用機能に強く合致しています。
Planet は、Tanager が最終的に収集し、Planet、Carbon Mapper、およびそのパートナーによって配布されるデータは、人為的なメタン排出の会計処理の改善と緩和を可能にすると考えています。
NASA JPL と共同で開発されたこの高感度ペイロードは、メタン以外にも多くのユースケースをサポートできるようになります。Planet のハイパースペクトルペイロードは、400～2500nmのスペクトル範囲、5nmのバンド、および電磁スペクトルの可視から短波長赤外までの業界をリードする信号対雑音比（SNR）でNROのミッションをサポートすると予想されます。
Planet は、この契約を通じてハイパースペクトルデータがどのように価値を提供できるかを探求し始めることを熱望しており、商業プロバイダーとして NRO と強力かつ長期的な関係を築き続けることを期待しています。