Spire Global (スパイアグローバル)、NorthStar Earth & Space (ノーススター・アース＆スペース) と専用コンステレーションの画期的な Space-as-a-Service (スペース・アズ・ア・サービス) 契約を締結。重要な衛星インフラを保護するための宇宙空間での状況認識サービスを提供します。

Spire Global, Inc. (NYSE：SPIR) は2022年3月16日、包括的な地球・宇宙情報サービスプラットフォームである NorthStar Earth & Space (以下 NorthStar) と、宇宙状況認識（SSA）とデブリ監視に焦点を当てた人工衛星群を構築する新しいサービス（SaaS）契約を締結したことを発表します。この契約では、最初に3基の衛星が発注され、その後、NorthStar の事業ニーズの拡大に応じて、数十基の衛星に拡張するためのオプションが事前に合意されています。

この専用衛星群により、NorthStar は宇宙から宇宙を監視し、タイムリーで正確な軌道決定、衝突回避、ナビゲーションサービス、サイバーセキュリティのための近接警告を世界の衛星コミュニティに提供することができます。このミッションは、Spire の最初の12U衛星の開発を含み、同社は Spire の宇宙プラットフォームで展開されるアプリケーションで利用可能なパワー、ボリューム、エッジコンピューティングの容量を拡大し続けています。

今回の契約は、Spire の Space-as-a-Service モデルのスピード、スケール、敏捷性を示すものであり、業界にとって画期的な契約です。

我々は、次世代の宇宙状況認識技術を導入することにより、増大するスペースデブリの問題に取り組む NorthStar のミッションに協力できることを嬉しく思います。Spire の既存のインフラと専門知識を活用することで、NorthStar は宇宙での展開と拡張のスケジュールを加速させることができます。

Spire の実証された生産とスピード商業運用の実績は、NorthStar のプラットフォームの迅速な展開と拡張を支援します。運用開始後、NorthStarはSpireの統合サポートインフラを使用して衛星を運用し、データを収集して居住宇宙物体の軌道を正確に追跡し、変化を迅速に予測します。

宇宙活動の急激な増加に対応するためには、商業的なイノベーターが即座に行動を起こすことが必要です。Spireは、魅力的なサービスレベル契約ビジネスモデルの中で、オンボード処理、タスク処理、柔軟性、敏捷性を提供します。

と、NorthStar のCEO、Stewart Bain 氏は述べました。

Spire と NorthStar は、それぞれルクセンブルグに欧州本部を置き、持続可能性という共通の使命を担っています。衝突の脅威を減らすには、ピンポイントの追跡と予測能力が必要です。NorthStar は、Spire の専用コンステレーションを通じて、タイムリーで正確な宇宙交通管理と宇宙領域認識サービスを提供し、従来のSSAを宇宙情報・知能（Si2）のレベルにまで向上させる予定です。この専用コンステレーションの最初の3基の衛星は、2023年の早い時期に打ち上げられると予想されています。

NorthStar (ノーススター) について

NorthStar は、宇宙を拠点とする専用センサーによる独自の地球・宇宙情報プラットフォームを通じて、人類が地球を保護するための力を提供することを目指しています。ノーススターは、政府、産業、機関がリスクを評価し、規制を実施し、地球の持続可能な開発を促進し、安全で安心な地理空間環境を提供するための意思決定を行う方法の変革に貢献することを目指しています。NorthStar のサービスは、急速に変化する宇宙と地球の環境から要求される要件を満たすように設計されています。

NorthStar の投資家は、Telesystem Space（Siroisファミリーオフィス、Telesystem、Roger’s Family Trust of Canadaの共同企業）、欧州のSpace Alliance（Thales Alenia SpaceとTelespazio）、ケベック政府、カナダ政府などの戦略パートナーのグローバル連合で構成されています。ノーススター・アース＆スペース（ノーススター）の本社はカナダのモントリオールにあり、米国オフィスはワシントンD.C.にあります。ノーススターは現在、ルクセンブルグに欧州本部を立ち上げています。